第3回「PDMシステムとの連携 その3」

 

イメージ:営業本部 永田
みなさん、こんにちは!
MICRO CADAM道場の師範代を務める永田です!

この道場ではMICRO CADAMを極めるため、実際にお客様へご提供した 個別開発の事例を全8回のシリーズでご紹介します。

第3回目の稽古内容はPDMシステムとの連携 その3「PDF自動作成による他部門とのコラボレーション」です。
それでは近藤初段!早速稽古を開始しましょう!

 
PDMシステムと連携することで、生産性向上のメリットがあることがわかり始めてきました!今回もどうぞよろしくお願いします!
イメージ:営業本部 近藤
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PDMシステムとの連携シリーズは3回目ですが、これまでは設計者の方へ向けた効率化が中心でした。

今回は他部門との図面共有によるコラボレーションに注目したいと思います。

近藤初段!設計部門以外に図面に関わる部門ってどこがあると思いますか?

 
えっと… そうですね。。他部門ですか、、、やはりモノを作る製造部門とかですか? 
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そうですね。
設計部門以外にも図面に関わる部門はたくさんあって、会社によっては製造部門のほかにも生産技術部門があったり、購入部品の受発注や見積もり依頼のために購買部門が図面を使用するケースがありますね。

また、お客様に製品を提案する営業部門や保守を担当するサポート部門の方が図面を使うケースもありますよ。

 
ふむふむ。図面に関わる部門って、意外と多いんですね…
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そこで今回は、他部門との図面共有を効率的に実現した開発事例をご紹介します。

下記は、設計部の山田さんと営業部の鈴木さんがMICRO CADAM図面を他部門に提供したときのある日のやり取りの例です。

図面提供だけでも、意外と手間がかかって大変そうですね。 

イメージ:煩雑なやりとりの例

 
…とっても大変そうです。
他部門にはCADソフトがないので図面を見るにも一苦労なんですね。
PDFへの変換処理だけでなく、メールのやり取りや電話でのライセンス確認などもあって、思っている以上に手間がかかっていますね。
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せっかくPDMシステムで図面データを共有しているのにもったないですよね。

そこで、弊社では、MICRO CADAM 図面をPDFに変換できる「PDFファイル変換プログラム」を個別開発しました。

仕組みとしては第2回の図面作成プログラムと同様にPDMシステムから呼び出してもらう仕様を想定しています。

 

イメージ:PDM変換プログラム実行図の例

 

イメージ:営業本部 永田
PDF変換のタイミングは「PDMシステム側でいつ、このプログラムで呼び出すか?」で柔軟に設定することができます。

例えば

・PDMシステムに図面データを登録するたびに変換する
・正式図として承認されたタイミングで変換する
・「変換」ボタンを追加してボタン一つで設計者が任意のタイミングで変換する

などお客様の運用に合わせて設定できますよね。

 
なるほど、これであればPDF変換の手間がだいぶ省けますね。
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イメージ:営業本部 永田
さらにですね…

これはPDMシステムを利用しているメリットなのですが、PDMシステム側でアクセス権限を設定すれば、他部門のメンバーが作成されたPDFファイルを直接参照できますよね。

イメージ:PDF自動作成で他部門とのコラボレーション

 
面倒なメールでのやり取りも省けますね!
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しかもPDMシステムで管理している図面は基本的に最新図面ということになります。

過去バージョンの古い図面を誤って送付してしまった、といったミスの削減も期待できます。

 
他部門とのコラボレーション = 他部門との「効率的」な「最新図面」の共有ですね!
イメージ:営業本部 近藤
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そうですね!他部門とのコラボレーションは工夫次第でいろいろ改善できそうです。
さて…これでPDM連携シリーズは終了ですが、最後に宣伝させてください!
 
(いきなり営業・・・)
イメージ:営業本部 近藤
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今回ご紹介させていただいたMICRO CADAM図面をPDFに変換し、他部門とのコラボレーションを実現する機能も実装されているPDM製品をCAD’Sからもご提供しています。

シンプルなインターフェースと簡易な操作性、MICRO CADAM図面の効率的な管理に特化した各種機能をご提供している「DataServer 2020」をぜひご検討ください。

 

 


 

いかがでしょうか?
今回ご紹介したPDFファイル変換作成プログラムはPDMシステムとの連携を前提としてご紹介しましたが、お客様のご利用されているシステムや運用に合わせて柔軟にカスタマイズ可能です。CADをお持ちでない他部門との効率的な図面共有等のご要望ございましたら、ぜひご検討いただけると幸いです。

当記事の詳細ご説明や最後にご紹介させていただきました「DataServer2020」のご紹介や資料請求などご希望ございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。

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