第7回「全文検索システムで過去図面資産を高速検索、効率的に活用!」
みなさん、こんにちは!
MICRO CADAM道場の師範代を務める永田です! この道場ではMICRO CADAMを極めるため、実際にお客様へご提供した 個別開発の事例を全8回のシリーズでご紹介します。 第7回目の稽古内容は「全文検索システムで過去図面資産を高速検索、効率的に活用!」です。近藤初段!いよいよ稽古も残すところあと2回となりました! |
はい。最後まで頑張りたいと思います!
今回のテーマは図面の互換性に関することと前回聞きました。 |
そうです。ちなみに2020年10月にMICRO CADAMの最新版であるMICRO CADAM Helix 2021 R1が リリースされましたが、この最新バージョンで何年前の図面まで参照できると思いますか?
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そうですねぇ。。互換性がテーマなのでやはり20年前ぐらいでしょうか?
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実は、MICRO CADAMの最初のバージョンから互換性を維持しています!
2020年でリリースから35周年を迎えていますので、35年前の図面も最新バージョンで参照できます。 「図面の互換性」はMICRO CADAMの重要な開発ポリシーなのです。 |
35年前の図面が読めるんですか!?それは凄いですね。l
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ちなみに35周年を記念してPLC(ライセンス)を25% offで ご購入いただける
お得なキャンペーンも開催中ですよ! |
(ちゃっかり宣伝が入った。。。)
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MICRO CADAMをご利用のお客様は製造業が多いです。
お客様の製品によっては、例えば 船舶や鉄道などはライフサイクルが10年、20年ととても長いんですね。 なので我々はお客様の過去の図面データは大切な資産として考えており、お客様からも MICRO CADAM図面の互換性は高く評価いただいています。 |
今まで蓄積された図面データやノウハウを大切にしていただくため、製品として互換性を保持することでそれをサポートする、とてもいいですね!!
でも35年間も時間が経つと図面の量もかなりの数になりそうですね! |
おぉ!いいところに気づきましたね!それが今回のテーマに繋がります!
近藤初段の指摘の通り、何十年もMICRO CADAMをご利用いただいているお客様の 図面枚数は膨大になります。 私が担当させていただいているお客様の中には200万枚以上保有されてるお客様もいらっしゃいます。 |
200万枚!?何がどの図面か確認するにも一苦労ですね。
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そうなんです。せっかく過去の図面資産として全て有効活用できる図面も、目的の図面が見つからないと意味がありません。そこで数十万枚、数百万枚ある図面のなかから目的の図面を効率良く見つける仕組みが必要となりました。
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MICRO CADAM にも検索機能はありますよね?
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そうですね。統合データ管理ツールなどからファイル名(図面名)や注釈(モデルテキスト)を使用して検索ができますね。また、お客様の中にはファイル名=図番にしており、台帳管理をされているケースや注釈に必要事項を記入して検索しやすくしているケースもあります。
ただ、やはり数十年MICRO CADAMを利用しているとなると、必ずしも命名規則を守られていないケースや、担当者や部門異動などもあって、ファイル名や注釈だけだと何がどの図面か判断できないケースが増えてきます。 |
なるほど…。そうなってくると「ファイル名」と「注釈」だけで探すには限界がありますね。
仮に探せたとして図面枚数が膨大だと、検索時間もかかりそうです。そこで今回の開発ですね? |
そうです!検索効率の答えは図面の中にありました。
図面の中には表題欄や部品欄がありますよね。ここには品名や製図者/検図者、納品先のお客様名など、さまざまな情報があります。 |
なるほど。図面の中に書き込まれたテキスト情報も検索できればHit率はかなり向上しますね。
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そこで開発したのがMICRO CADAM図面の中の注記や寸法文字など 図面内のテキスト情報を含めた全文検索システムです。
開発したシステムのインターフェースがこれです! |
・・・ずいぶんシンプルですね。
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そうなんです。「シンプル」がこのシステムの特徴です。
せっかく開発したシステムも使っていただけなければ何も意味がありません。 なので、設計者の方がすぐに使えるよう、余計な機能を排除し、検索に特化した システムにしました。「画面を見ただけですぐに使用できる」が1つのコンセプトです。 |
確かに、この画面であれば入力して検索ボタンを押すだけですので、 すぐに使えそうですね。
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そして「MICRO CADAM図面」の検索システムですので、設計者の方に違和感を生じさせないようにインターフェースを設計しています。
下記は検索対象範囲を指定するメニューですが、従来通り「区画」「グループ」「ユーザー」単位にプルダウンで指定できるようにしました。統合データ管理と同じ感覚で選択できますよね! |
本当ですね。違和感がありません。これまでと同じ感覚で操作できますね。
あれっ!?でも検索する場所がどこか分からない場合は指定できませんよね。 |
安心してください!
ワイルドカード指定ができますので、「全区画」「全グループ」「全ユーザー」といった 指定が可能です。 検索キーワードも複数指定でき、図面名(ファイル名)と組み合わせた検索も可能なので、絞り込み検索ができ、よりHit率が向上します。 |
なるほど、複数指定や組み合わせも簡単ですね。
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検索実行すると検索でHitした図面が一覧表示されます。
もちろん結果だけ表示しても意味がありませんので、一覧の横に「MC起動」ボタンを付けています。このボタンを押すと対象の図面がMICRO CADAMで開かれますので、設計者の方はこの画面から図面の参照/編集まで可能です。 |
おおっ!
全文検索システムでは、図面検索→図面編集まで一連の作業がワンストップで実現するのはとっても便利です! |
そしてこのシステムの最大の特徴はパフォーマンスです。
設計者の方にストレスなくご利用いただくためにはパフォーマンスも重要になりますよね。 この検索システムではWebシステムで利用されている高速な検索表示技術を使用していますので、ストレスなくご利用いただけるパフォーマンスを実現しています。 この場でぜひお見せしたいのですが、、、 |
それはぜひ見てみたいですね!!
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突然ですが… 当システムをデモを交えてご紹介するWebセミナーをご紹介します。
実際の画面操作やパフォーマンスなど、ぜひWebセミナーにてご確認をいただければと思います。当Webセミナーでは検索効率向上が全体の設計効率向上にどの程度の効果があるか、などもお話させていただきます。みなさまのご参加お待ちしております!※ |
12月9日水曜日のWebセミナー※で全文検索のデモが見れるんですね!
導入後の効果やパフォーマンスも気になります。私も申し込もうかな? |
※このセミナーのお申込みは終了しました
いかがでしたでしょうか?
長年MICRO CADAMをご利用いただいているお客様の図面枚数はかなりの数になっているかと思います。それら大切な図面資産を今後も有効にご活用いただくためには、検索効率向上は有効な手段と考えます。ぜひ、全文検索システムの有効性をご確認ください。
資料のみのご提供も可能ですので、下記資料請求ボタンよりお申し込みください。